緑内障の手術は日帰り可能!? 軽度と重度で違いがある?

緑内障の治療方法の1つとして手術があります。

手術は、他の病気による外科手術と同様、

メスあるいは電気メスを用いて行われます。

一般的に緑内障の手術は、前入院から手術、

術後経過観察を含めて

1週間から2週間ほどの入院期間が必要とされています。

しかし最近では手術も日帰りで行う

病院もあるとの情報があります。

レーザー治療は日帰りが一般的になりましたが、

手術は術後、眼圧の安定と目の清潔を

保つための経過入院が必要です。

今では合併症のリスクはかなり少なくなりましたが、

現在でも万全を期して数日は日常生活に制限を設けています。

そのような状況で、日帰り手術は可能なのでしょうか?


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日帰り手術はインプラント手術がほとんど

緑内障手術には、大きく分けて

房水の流れを良くする(線維柱帯切除、切開術)、

房水が作られるのを抑える手術(毛様体破壊手術)、

そして金属の管を入れ

新たに房水の通路を作る手術(インプラント手術)があります。

インプラント手術は日本ではまだ最近取り入れられた

ばかりの新たな手術法ですが、

従来の手術に比べて再手術の可能性もなく、

術後すぐに眼圧が安定し、

合併症のリスクも格段に減ることから注目されています。

合併症のリスクもなく、

眼圧が安定しやすいということから、

入院期間の短縮、日常生活の制限もなくす病院も増えてきました。

そのことから日帰り手術も大丈夫と

判断する医師も増えてきた訳です。

インプラント手術は、

金属製またはシリコン製の極細の管と

プレートを眼球に入れ、新たな房水の流水路を作る手術です。

目に物を入れるということで恐れる人もいるでしょうが、

異物感もなく、痛みももちろんありません。

さらに緑内障の手術でよくある周辺組織の癒着などもなく、

再手術の可能性もかなり減ります。

インプラント以外の方法での日帰りは、

術後の経過観察も考えると現実的ではありません。

重度と軽度では違いがある?

緑内障になった場合、

急性のものでなければまずは点眼薬や内服薬で様子を見ます。

緑内障の手術になるのは、

眼圧のコントロールが薬だけでは難しいと医師が判断した場合です。

軽度の場合でも、

医師が必要だと判断した場合は、手術に踏み切る可能性もあるでしょう。

治療方針は医師とよく話し合ってください。


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