白内障の症状治療の費用はいくらかかる?

検査を受けて白内障と診断された場合、

治療のために眼へ定期的に通う必要が

あります。白内障の進行具合によっては

手術が必要になることも。

そうなると必然的に治療費や手術費用が

必要になりますが、具体的にどれくらいの

金額かかるか、気になる人も多いことでしょう。

治療を行うにはどれくらいの費用が

かかるか、調べてみました。

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まずは点眼薬で進行を抑える。費用は?

白内障と診断されても、すぐさま手術には

至りません。

自覚症状のない、あっても目がわずかに

かすむ、光が眩しいと感じる程度であれば、

まずは点眼薬で進行を抑えます。

点眼薬治療にかかる費用は残念ながら

調べることはできませんでしたが、

健康保険は適応されますので、驚くほど

高額な治療費にはならないと考えられます。

白内障は点眼薬で症状の進行を抑えることは

できても、治療、つまり水晶体を元に戻すことは

できません。

初期の白内障であれば、まずは点眼薬で

様子を見ます。

白内障の進行スピードは個人差があります。

点眼薬のみで日常生活を長年送っている人も

いれば、診断されて数年で手術をすすめられる人も。

だからと言って、白内障だと自覚しても放って

おいたり、通院や治療を途中で止めることは

絶対にしないでください。

白内障の手術費用は?

水晶体の混濁が進み、日常生活を送ることが

困難になると、手術が必要となります。

手術にはもちろん医療保険は適応されます。

1割負担の場合

片目1万5千から2万円/両目3万から4万円

3割負担の場合

片目4万5千円から6万円/両目9万円から12万円

上記の金額は目の手術の費用で、診察や術後の

点眼薬などの費用は別途かかる場合も

あります。入院が必要な場合も別途入院費が

かかります。

最近は白内障の日帰り手術も増えているので、

金銭的に厳しい人は、医師と相談してみてください。

白内障は放っておくと視界が完全に塞がった、

ほぼ失明状態になるどころか、他の目の病気の

リスクも高まります。

目の手術と聞いただけでも、背筋が凍る思いを

する人もいるでしょうが、リスクも低く、

痛みもほとんどないので、必要とあらば

白内障手術は受けるべきでしょう。

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白内障の先進治療の費用は?

白内障手術は「超音波乳化吸引術」という方法で

単焦点レンズを使っての手術が現在は一般的です。

一方で白内障手術も技術は常に進歩しており

「多焦点眼内レンズ」を使っての手術も

先進医療として徐々に広まっています。

多焦点眼内レンズは2007年に厚生労働省から

認可されましたが、医療保険は適応されて

おりません。

片目で45万から60万円ほどの手術費用が

かかります。

さらに厚生労働省が先端技術と保険適用内の

治療を併せ持つ医療施設と認定された

病院でなければ、診療や検査、入院など

多焦点眼内レンズ手術にかかる治療も

自己負担となります。

白内障手術として普及している方法は、

合併症などのリスクも少なく、日帰りも

可能ということで、多くの個人クリニックでも

行われるようになりました。

しかし従来の白内障手術で使用する人工レンズは

「単焦点レンズ」と言い、ピント調節機能が

ありません。術後はかならず遠視か近視となる

デメリットがあります。術後は新たに遠視用

もしくは近視用メガネを用意しなければなりません。

多焦点眼内レンズは、複数の位置で焦点を

合わせることが可能になります。

メガネは絶対にいらなくなるという訳では

ありませんが、メガネが必要ではなくなる

場面は増えます。

また多焦点眼内レンズは、扱っている病院も

限られています。

まとめ

保険が適応される一般的な手術と保険が

適応されない先進治療では、かかる費用に

かなりの差があります。

ただ高額医療でも、保険会社から還付を

受けられるケースもあります。

保険に入っている人は、契約内容を

見直してみましょう。

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