白内障の手術後運転や運動時の注意点はある?

白内障の治療後、特に手術をした後は通常

通り運転や運動ができるか?

普段車の運転している人にとっては

大きな問題です。

タクシーやトラックと言った職業ドライバー、

体を使う仕事の方なら、なおさら死活問題とも

言えるでしょう。

白内障の手術をした直後は、当然ですが

車の運転はできませんし、激しい運動は

控えなければなりません。

手術を受ける前に医師から手術後の

生活について説明を受けると思われます

が、手術後の運転、運動に関する注意点は

手術前から知っておくと、仕事の調整が

しやすくなるでしょう。

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白内障手術後の運転は?

先程説明しました通り、白内障の手術後は

運転はできません。

手術当日、来院する際も絶対に自家用車を

使わないようにしましょう。

入院する場合でも、運転しての来院はできません。

運転は手術後いつから可能になるか、

と言いますと視力と見え方が安定してからです。

白内障手術を受けた後は視力や見え方が

不安定になりがちです。

個人差がありますが、1週間程度で安定する

人もいれば、1ヶ月ほどかかる人もいます。

また人工レンズはピント調節機能がないので、

遠視か近視、ピントをどちらに寄せるかを

決めてから手術を受け、メガネで最終補正します。

手術後視力が安定してからメガネを作成し、

その状態の視力や見え方に慣れていくには

1ヶ月はかかるでしょう。

人工レンズをピント調節機能のある多焦点

眼内レンズにした場合は、運転できるまでの

日数が短くなる可能性がありますが、やはり

見え方に慣れるには時間がかかると思われます。

運転再開は慎重にならざるを得ません。

白内障手術後の運動は?

白内障の手術を受けた後は、安静にする

必要があります。

先述した車の運転はもちろん、自転車での

来院も控えてください。

手術後は目を保護していれば、絶対安静で

寝ていなければならない、という訳ではありません。

ちょっとした散歩や家事なら手術翌日から可能です。

ウォーキングなどの軽い運動は手術後1週間から

大丈夫ですが、手術後の検査を受けてからが

望ましいです。また汗が目に入らないように

注意してください。汗の中の最近が目に入るのを

防ぐためです。

激しい運動は1ヶ月以降にしてください。

手術後は目への衝撃や圧迫は避けるべきこと

ですし、激しい運動は汗をかきやすく、それだけ

目に入ってしまう可能性も高くなるからです。

仕事は体をあまり使わないデスクワークなら、

手術翌日から可能ですが、重い荷物を持つことは

1週間は控えます。

農作業や工事など体を激しく使う仕事を

している人は、医師と相談してください。

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その他注意すべきこと保護メガネや点眼薬は必ず!

白内障は手術で新しいレンズを入れたら

それで終わり、という訳ではありません。

今では日帰り手術も珍しくはなくなりましたが、

手術後注意しなければならないことは

たくさんあります。

まず目に雑菌や圧迫を加えないことが第一。

手術直後は眼帯をつけますが、雑菌が入るのを

防ぐため、眼帯は術後1週間ほど寝る間のみ

装着すると指導されます。

日常では保護メガネをかけて1週間ほど

過ごします。

保護メガネはホコリや紫外線から目を

守る大切なものですので、必ずかけなければ

なりません。

感染症を防ぐために点眼薬も処方されますので、

必ず決められた時間と量を守って点眼してください。

入浴にも制限があります。

術後1週間までは固く絞ったタオルで体を拭く

程度にし、髪は美容院などで洗ってもらいます。

まとめ

白内障の手術した後は、目を安静にし、

感染症を防ぐためにも激しい運動や入浴は

控えましょう。手術痕から雑菌が入り、

炎症を起こしてしまえば、戻るはずの視力が

戻らない場合もあります。

車の運転も、視力や見え方の安定する1ヶ月までは

しないでください。

1ヶ月経っても視力や見え方が安定しない場合は、

もちろん運転は控えます。

術後は日常生活で多少の不便を感じる

かもしれませんが、目のためには必要な

安静期間です。

分からないことがあれば、専門医に相談し、

不安を解消してから白内障手術を受けましょう。

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