緑内障のチェックの仕方!知らないうちになっているかも。


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知らないうちに緑内障に?

緑内障が恐ろしい目の病気なのは、

失明の危険性があるのもそうですが

初期は自覚症状がほとんど見られないこと

治療できないことです。

すべての病気は、予防または

早期発見が望ましくあります。

しかし初期症状がほとんど見られない

緑内障は、定期的な眼圧検査で

早期発見するしかありません。

ものが見えにくくなった、と

自覚することはあるでしょうが

単なる疲れ目と放ってく人がほとんどですし

自覚症状が出ている頃には

緑内障がかなり進んでいる場合もあります。

目は左右でお互いをカバーし合う器官。

初期の視野狭窄、視野欠損は

盲点同様左右の目で補うので、

小さい範囲ですと正常な目のカバーで

十分に補えるのです。

片方の目が6割の視野を失っても

もう片方の目が正常、あるいは軽い

緑内障だと気付かないケースもあるのです。

運転が下手になったではない!?

40歳以上で、車を運転する方はさらに注意してください。

気付かないうちに緑内障で視野が狭まり

歩行者や横から来る車に気付かないことも。

また秋から冬にかけて日が暮れるのが早くなると

余計に視野が狭くなり

ヒヤリハットも増えると思われます。

何度も危ない目にあい、

運転が下手になった?と思わずに

緑内障の検査へ行ってみても良いかもしれません。

まずは自分でチェックしてみましょう

緑内障は年に一度眼科で検査して早期発見が大切です。

心配なら自覚症状がなくても

検査へ行くべきではありますが

忙しくて病院になかなか行けない人もいるでしょう。

そのような人は自宅でセルフチェックする方法もあります。

緑内障セルフチェックの方法

まず人の目には「盲点」があることを知っておきましょう。

盲点とは見落としている物事の

比喩表現ではなく、目にある部位のことです。

神経線維が集まって束になっている場所と

接続している網膜上の点の

ようなわずかな場所を盲点と呼びます。

盲点だけは光も物も認識することができず

何も見えません。

そしてこの盲点、

誰にでもある部位なのです。

先述したように、盲点は誰でも持っていますが

ごく小さな部分である上に

左右の目でカバーし合っている

見え方には問題ありません。

片方の目でものを見た場合

見えにくくなっていた時は要注意。

緑内障のチェックは、左右それぞれの見え方を調べます。

  1. 方眼用紙のような細かいマス目のある紙などを用意します。
  2. マス目から30cmほど顔を離します。
  3. 片方の目を押さえ、もう片方の目でマス目を見てみましょう。
  4. 次に逆の目を押さえて、もう片方の目でマス目を見ます。

マス目が一部途切れたように見える

歪んで見える、一部が暗い

など両目で見た時とは明らかに

違う見え方になった時は緑内障の可能性があります。

できれば早めに眼科を受診しましょう。

緑内障セルフチェックを行っている

サイトもいくつかあります。

スマートフォンだと画面が小さいので

パソコンを使うのがおすすめです。

ファイザー株式会社 緑内障の情報サイト

http://www.ntg40.jp/selfcheck/

つじもと眼科クリニック

http://www.tsujimoto-ganka.com/glaucoma/self.html

セルフチェックでは大丈夫だった、

という人でも今後緑内障に

ならないという保証はありません。

特に

  • 糖尿病・高血圧
  • 親兄弟が緑内障
  • 偏頭痛がよくある
  • 冷え性
  • その他の目の病気になっている
  • 40歳以上

に当てはまる方は、自覚症状が

なくても一度眼科に

検査へ行くことをおすすめします。

当てはまらなくても、

パソコンやスマートフォン

ゲームなどで目を酷使している生活

ストレスの多い生活を見直してみましょう。

目だけではなく、体全体

そして心を休める時間は

あらゆる病気に必要です。

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眼科での緑内障検査はどういうもの?

セルフチェックだけでは不安、

という人は眼科できちんと

緑内障の検査をしましょう。

職場の健康診断で眼圧や眼底の検査を

している場合もありますが

眼科でも精密検査をした方が

緑内障の早期発見に繋がります。

眼圧検査

眼圧が高くなっていないかをチェックする検査です。

眼圧が高い場合、視神経を

傷付けてしまい

緑内障になってしまうことがあります。

緑内障を見つける非接触型、

緑内障の進行を調べる接触型の

2種類の眼圧検査があります。

職場の健康診断では

非接触型で検査が行われるのが一般的です。

眼底検査

眼底には視神経乳頭という、

網膜の情報と視神経のつなぎ目が存在します。

視神経乳頭には血管や神経が集まる凹みがあり

この凹みが大きければ大きいほど

視神経を圧迫し、緑内障を引き起こします。

眼圧が正常でも、視神経乳頭の凹みが大きく

緑内障となる「正常眼圧緑内障」は

緑内障に罹っている日本人の

ほとんどがこのタイプと言われています。

隅角検査

眼内液(房水)の出入り口である隅角の検査です。

狭くなっていると眼内液の循環が悪くなり

眼球が膨張する、つまり眼圧が高くなります。

どのタイプの緑内障を調べるかにも役立ちます。

細隙灯顕微鏡検査

細い光を目に当てる検査は、

角膜や虹彩、水晶体を

調べることができますが

隅角も調べることができます。

視野検査

視野欠損がないか調べます。

光干渉断層計

目に赤外線を当て

視神経の厚みや視神経乳頭陥凹の

程度を調べます。

緑内障になっている視神経繊維は

自覚症状がなくても、

薄くなっている傾向にあるので

緑内障の早期発見には大切な検査です。

このように眼科での緑内障検査は細かく

早期発見できる可能性が高くなります。

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